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オフィス文書をバージョン管理するならFlat ODF形式がお薦め

ワープロドキュメントや表計算シート、プレゼンテーションなど、LibreOfficeで編集するオフィス文書をGitのようなバージョン管理用ソフトウェアで管理するとします。その際、既定のOpenDocument Format (ODF)というファイル形式にすると、バイナリファイルになるため何かと不便です。例えば、文書の変更箇所を差分として表示するためにgit-diff(1)を使おうとするとtextconvフィルターを通すなどしてテキストに変換する必要があります。

こういうときにはsingle XML document(いわゆるFlat ODF形式)として保存すると便利です。これはプレーンテキストのXMLファイル形式です。Flat ODFは国際標準であるODF 1.2の正式な仕様の一部であり、通常のODFで保存した場合と同じ情報を含んでいます。ファイルの内容には、ドキュメントの地の文や表計算シートのセルの数字などがそのままテキストとして書き出され、画像などのバイナリのデータはbase64エンコードされて記録されています。

この形式がソースとして優れているもう1つのポイントとしては、オフィススイート編集画面でのカーソルの位置といったメタデータもテキストで扱われるため、気付きにくいメタデータの差分も簡単に得られます。

ただ欠点としては、通常のODFのようにzipで圧縮されていないため、Flat ODFにするとファイルサイズが数倍程度増える傾向にあります。

参考


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