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GTK+ 2からGTK+ 3への移行は多難

GTK+は、デスクトップアプリケーションのGUIのためのクロスプラットフォームのウィジェットツールキットです。GNU LGPLで配布されているこのライブラリは、GNOMEを始めとして多くのデスクトップ環境の実装でも利用されています。

現時点でのGTK+の安定版リリースは3.22(gtk3)であり、さらにGTK+ 4のための開発版である3.91(gtk4)もリリースされています。しかし、GTK+を使う多くのアプリケーションが未だ2.24という以前のバージョン(gtk2)を採用しています。

例えば、GTK+という名前の由来の一部でもあるGIMPでさえ、gtk3に移行できないままです。Inkscapeも今一歩です。Pidginもgtk3へのポートが完了したバージョンはまだリリースされていません。Sylpheedもgtk2に留まっています。

gtk2に対するバグ修正のためのアップデートは最近まで続いていますが、gtk2としての開発は2011年1月に終了しています。GTK+の開発者のブログによると、gtk4以降のversioningについて色々と考慮されているようです。しかし、APIの非互換性が導入される限りアプリケーション開発者に負担を強いることに変わりはありません。

参考


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