面白いエッセイ(英語)を見つけました; Purde 大学の Douglas Comer 教授のページにある "A few essays about Computer Science" です。
わざとテクニカルな言葉を使ったところにあるユーモア、ちょっと皮肉っぽいところが愉快です。特に "An explanation of language used in CS Departments" が専門的過ぎずお薦めです。
きっかけ: 書店で「ソフトウェアエンジニアリング論文集80's~デマルコ・セレクション」という書籍を手に取ってみました。この本の最後の章は "TeX のエラー(The errors of TeX)" という論文を訳したもので、原著者 Knuth 教授が自らの TeX 開発で経験したエラーを考察しています。原論文が公開されているかもしれないと考えて検索している際、たまたまその論文が掲載された雑誌の編者について知りました。その "Software - Practice & Experience" という計算機科学の雑誌の編者を長年務めている Comer 教授は、邦訳された著書もいくつかあり、その分野ではよく知られている方だと思います。