2010/09/26 で紹介した argv0(1) の利用方法の例を考えました。仮に
$ argv0 program foobar param ...
のようにして実行したプログラムがある場合、それを選択してシグナルを送るには pkill(1) を使って
$ pkill -f '^foobar'
というコマンドで足ります。オプション '-f' が肝要です。1つのプログラムを同じ引数で実行したプロセスが複数同時に存在する場合でも、foobar 部分を変化させて一意性を持たせることでそれらのプロセス1つ1つが識別可能になります。