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非ウォーターフォール型開発WG活動報告書の出色 (2011-04-11)

"アジャイルソフトウェア開発" という言葉で表現される開発手法が普及している中で、IPA の「非ウォーターフォール型開発ワーキンググループ」がまとめた報告書が公開されました: http://sec.ipa.go.jp/reports/20110407.html

この報告書の内容で際立っている点は、ページ数のほぼ半分を占める契約モデルのひな型についての考察です。

(ユーザーが自分自身であるなどの特別な場合を除いて)開発を手がける組織や個人はビジネスのために契約を結びます。たとえ当事者がアジャイルの特徴を理解していても、その特徴に見合った契約を結ぶことは容易ではないはずです。そこに注目し契約のパターンを検討している点が素晴しいです。


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