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Decrease in bug reporting rate in Debian (2012-10-29)

2週間前のことですが、Debian プロジェクトのニュースに次のような記事が載っていました: Decrease in bug reporting rate in Debian

Debian のバグトラッキングシステムに報告されたバグの通し番号がその週の月曜日に690,000を越えたそうです。680,000を越えたのが7月2日で、つまり1万件分新規の報告がなされるのに3ヶ月と8日かかったということです。このペースは以前と比べて落ちているのですが、この事実を「Debian という OS の安定性が上がっている」と見ると歓迎すべきことですが、そうではなく「プロジェクト全体の活動における活発さが衰えている」と見るべきではないかと示唆しています。

実際のところはどうなのかという点はおいておくとしても、このようにプロジェクトについてネガティブといえる観測をニュースとして公開することは、まさにDebian Social Contract の3.で宣言している「問題を隠さない」という方針に沿っているように思います。そしてこの現実的なポリシーは意義深いですね。


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