Microsoftが開発しているVcpkgはC++ライブラリ用パッケージ管理ツールです。Windows上で各種オープンソースのC++ライブラリをMSVCでビルドしインストールするのに便利です。
しかし、公式の文書に書かれているように、このツールは利用情報をインターネット上のサーバーに送信します。この情報には、OSのバージョン等のみでなく、vcpkgを呼び出すときに用いたコマンドラインの情報も含まれます。
MITライセンスで公開されているソースを見ると、この機能を無効にするオプションがビルドスクリプトに含まれています。例えば
> powershell scripts\bootstrap.ps1 -disableMetrics 1
のようにしてビルドすることで無効にできます。利用情報を送信したくなければ、このオプションを利用するか、(より確実に)該当箇所のコードを削除すると良さそうです。