先月にバージョン1.0がリリースされたWindows Package Managerは、Windows 10向けにコマンドラインでアプリ(パッケージ)を管理できるオープンソースソフトウェアです。winget.exeというコマンドラインのクライアントプログラムとして、コマンドプロンプトからでもPowerShellからでも利用できます。パッケージとして利用可能なアプリのレポジトリはこちらです。
wingetを使い始めるにはApp InstallerをWindows Storeからインストールするだけで済みます。公式のREADMEの末尾に書かれているように、ログから実際のユーザの利用状況について理解し開発に活かすという目的のため、既定でwingetはコマンド実行時のエラー等のイベントのログを記録してMicrosoftのサーバーに送信します。
どのようなログが記録されるかを知りたい場合は、この機能を有効にした状態でDiagnostic Data Viewerを使って確認できます。
この機能の設定はオプトアウト方式のため、無効にしたい場合は次のいずれかの方法を取る必要があります。winget settings
で開いて、以下のようなエントリを追加します: "telemetry": {
"disable": true
},
詳しくはwingetの設定についてのドキュメントに書かれています。