出力デバイスは、Libav 上でシステムに取り付けられた出力デバイスへ マルチメディアデータを書き出すことを許す構成された要素です。
Libav のビルドを構成(configure)する際は、既定ではサポートされている全ての 出力デバイスが有効になっています。configure オプション "–list-outdevs" を使うと 全ての利用可能な出力デバイスがリストアップされます。
configure オプション "–disable-outdevs" を使えば全ての出力デバイスを無効にする ことができ、 "–enable-outdev=OUTDEV" で特定の出力デバイスを選択して有効にでき、 または "–disable-outdev=OUTDEV" で特定の出力デバイスを無効にできます。
ff* ツールのオプション "-formats" は(muxer と一緒に)サポートされている出力デバイス のリストを表示します。
現在利用可能な出力デバイスの説明は以下の通りです。
ALSA (Advanced Linux Sound Architecture) 出力デバイス。
OSS (Open Sound System) 出力デバイス。
sndio 音声出力デバイス。