SRFI 112: Environment Inquiry は実行時にシステムの情報を得るための手続きを定義しています。従来 Scheme の習慣では feature symbol を使って実装ごとの機能をコンパイル時に条件判定するなどしていますが、ここで定義されているインターフェイスは POSIX などで標準化されたシステムの情報を取得するためのものです。
定義されている手続きはどれも目的が明確で分かりやすいのですが、唯一 c-memory-model だけは具体的に何のことを指しているのか曖昧に思えます。
SRFI 111: Boxes は単一の値を保持するオブジェクトという新しい型を Scheme に導入する提案です。このオブジェクトのための新しい構文も定義されています。
今どきの SRFI らしく、実装として R7RS によるものも含まれています。
値を保持するという点では SRFI 39 の parameter に似ていますが、こちらはスレッドが関係するときの振舞いについて言及しているのに対し、box ではそのような記述は見られません。一方、autoboxing についてオプショナルな形で述べています。
2012: Nov / Oct / Sep / Jul / Jun / May / Mar / Feb / Jan
2011: Dec / Nov / Oct / Sep / Jul / Jun / Apr / Mar / Feb / Jan
2010: Dec / Nov / Oct / Sep / Aug / Jul / Jun / May / Apr / Mar / Feb / Jan
2009: Dec / Nov / Oct / Sep / Aug / Jul / Jun / May / Apr / Mar / Feb / Jan
2008: Dec / Nov / Oct / Sep / Aug / Jul / Jun / May / Apr / Mar / Feb / Jan
2007: Dec / Nov / Oct / Sep / Aug / Jul / Jun / May / Apr / Mar / Feb / Jan